アゴ髭を生やすという目標を。
友人の結婚式にはこの髭を剃って行くかどうかを迷っております。
長谷川です。
今まで就活(鼻血)の話や学会(私の腹の事情)の話を書いてきました。
そうしたら先生に怒られてしまいまして。研究のことをかけ、と。
せめてもの反抗として髭の話ではじめましたが、研究の話も書きます。
友人「何の研究をしてるの?」
私「グンバイムシっていう虫知ってる?」
友人「知らないなぁ。どんな虫?」
私「カメムシの仲間でね」
友人「え、臭いじゃん。キモ。」
私「臭くないんだって!!ホントに!!しかも面白い形をしてるんだよ!」
私「相撲の軍配ってあるじゃん。あれの形にそっくりだからグンバイムシって言うんだよ。」
私「しかも英語ではlace bugっていって、羽がレース模様でとても綺麗なんだ。」
私「俺が研究しているのはその中でも元々日本に生息していなかった種類でね」
友人(鼻ホジホジ)
友人に研究内容を聞かれると9割がたこんな感じになります。
グンバイムシはこんな感じの虫です。
これはプラタナスグンバイという種です。
まるでウェディングドレスのような純白に美しいレース模様。
これはヘクソカズラグンバイ。
なんちゅう形をしとるんだ貴様は。
この2種は外来種で元々日本には住んでいませんでした。
現在日本には3種類の外来グンバイムシが住んでいて、最後の1種こそ私の研究対象なのです。
それがこのアワダチソウグンバイだ
茶色。そして体の縁が細かい毛で覆われている。
どうですか。
顕微鏡写真なのでこんな感じですが、肉眼で見たらもうほとんどゴミです。
地味ですが、はるばるアメリカからやってきて日本の農業を脅かす(?)存在。
こいつを研究しています。
続きは次回で。
最後に
高速移動するアワダチソウグンバイ。
気色が悪い。
(写真はすべて長谷川撮影)