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三重大昆虫研公式サイトhttp://www.bio.mie-u.ac.jp/seimei/rikuken/lab6/

2014年3月27日木曜日

卒業旅行





先週の金曜、研究室の卒業旅行として世界淡水魚園水族館アクア・トトぎふへ行ってきました。


ここは淡水域に生息する生物を専門に展示している水族館で、いろんな生き物が展示されていました。

 



フグの仲間。前歯が可愛いですね。
 


 
 



アカハライモリのコスプレをして喜ぶ卒業生の図。
みんな楽しそう。
 

 



カピバラに餌やり体験もしました。
草を一生懸命もきゅもきゅ食べていました。
カピバラの口は存外グロかったです。  




 

帰りにみんなでボーリングをして遊びました。楽しかったです。





天気が悪かったのが残念でしたが、非常に楽しい卒業旅行でした。

4月になれば、このメンバーで集まることがもう殆ど無いと考えると寂しい反面、新3年生と留学生が研究室に配属されるので楽しみでもあります。




ガリガリくそメガネ

2014年3月26日水曜日

課外活動2:昆虫採集

当研究室は昆虫を研究しているだけあって、学内外で虫を捕る人がいます。
種類はその人によってだいたい決まります。(全般を狙う人を含む)
研究室や付近に迷い込んだ虫は放たれたり標本にされたりします。
これが現在の標本箱です。



トンボ、大きな蛾、スズメバチ、タガメなど立派な虫がいます。
小さい虫もいてわかりづらいですが、多くはハチと蛾です。
変わったものでは、オドリバエとかゴキブリもいます。(実はど真ん中くらい)
私が他にひと押しなのは、キバネアシブトマキバサシガメです。
地面にいる肉食性のカメムシです。

蛾の標本は全て私が展翅しています。小さい蛾は幼虫から羽化させたものが多いです。
小さいと羽が破れやすいですが、大きくてもとにかく鱗粉が取れないようにするのが難しいです。
そのためか誰も展翅をやってくれません(笑)
黄色い蛾3匹はうまくできている方です。
ミクロ蛾の上手い展翅を動画で見たい・・・

三重大の近所にキリガが出ていますが、来年度、標本箱にどのような虫が増えるのか!

文章・写真 mugil

2014年3月23日日曜日

今年初

今日津市白塚町の海岸で今年初のモンシロチョウ♂とツバメを見ました!
今年は特別早くも遅くもなく、例年並みの出現だろうと思われます。


文章 藪田

2014年3月16日日曜日

藪田昆虫館


僕の家で飼育している昆虫の紹介をしていきたいと思います
音でコミュニケーションをとる昆虫が非常に好きで毎晩虫の音をBGMにしながら眠りについています
それでは、さっそくタイワンシリーズ(本州でも生息しています)からいきましょう
 
 
 
タイワントビナナフシ
 
大学1年の時に岐阜県の里山の側溝で捕ったものから累代飼育している
つかむとごぼがする
単為生殖をする
ナナフシ類は卵を落下方式で産む種が多いがこの種は粘着方式で飼育ケースの蓋の隙間などに良く産卵している
この種は狙って捕れるというよりは偶然とれるものなのでかなりレア度は高いのでは
 
 
タイワンクツワムシ
 
去年熊野で捕った個体の生き残り
この個体は♀
最近まで♂も1個体いて鳴いていたがとうとう寿命をまっとうしてしまった
小学生のころから最もあこがれていた昆虫であり熊野で鳴き声を聞いた瞬間は夢のようだった
鳴き声は「ギー、ギー」と十数回前奏を奏で、その後「ギュルルル・・・」と鳴き続ける
一方でクツワムシは前奏がなく、抑揚をつけながら鳴き、音量も大きい
クツワムシとの違いを他に挙げると、翅が長くよく飛ぶ、出現期が一か月ほど遅い、南方系の種である、♀の前翅の黒斑がかっこいい、などがある
卵を沢山産んでくれたので今後の孵化に期待
 

タイワンエンマコオロギ(幼虫)
鳴き声はエンマコオロギと異なり「リー、リー、・・・」と単調に鳴く
またこちらの種のほうが声色が爽やか
去年熊野で捕った個体の子孫
合計で200匹以上孵化したが今は2個体しか生き残っていない
死亡原因として挙げられるものは以下の4つである
1.餌
2.冬の寒さのため
3.タイワンエンマコオロギ以外にエンマコオロギの♂1個体と一緒に飼育していたために孵化した個体は全て交雑個体で生き残ることは出来ない
4.病気
 
孵化した個体のほとんどが♀であったことがかなり気になるところである
この種は年2化で初夏に出現し始めるので今年は初夏に熊野に行き採集した個体を使ってこの真相を解明したいと思う

 
 

クチキウマの一種
 
一種としたのはこの種は移動能力が弱く、深い森林に生息するため地域ごとに幾つかの個体群に分かれているため
採集場所は鈴鹿山脈の奥地
中齢幼虫で越冬する
この種は興味深い生態を持っており、タッピング(脚ではやらないので正確にはタッピングと呼ばない)を行う
どういった行動をするかというと、夜間の活動期に♂成虫が腹部後端を打ち付けて「ダダダダダダ」と振動音を出し、♀が「ダダダ、ダダダ」と答える
現在♂3個体が成虫になり、♀3個体は幼虫である

通常♂は2週間ほどで性成熟し、タッピングを始めるが夜間の気温がまだ低いのでもう少しかかると思われる
尚、室内で飼育しているため成長が速いのであって、野外では初夏に成虫になる
 

クチキコオロギ
 
本州最大のコオロギ(南西諸島のものはさらに大きい)
大学1年の時に鈴鹿山脈の低地で採集したものを累代飼育したもの
この種も小学生からのあこがれで、熊野などの海岸林にしか生息していないと思っていたために鈴鹿山脈で鳴き声を聞いたときは一瞬耳を疑った
その後自分の通っていた高校の周辺の森にも生息していることが分かり、さらに驚いた
「グリー、グリー」と寂しげに鳴く
盛りを過ぎたキリギリスの声にも似ている
一般的なコオロギと異なり、樹上生活を行う
体は扁平で、樹の隙間に隠れるのに都合の良い形態となっている
本州の南部に行くと個体数がどっと増える
飼育条件によっては鳴きの頻度が下がってしまうため、いかによく鳴かせるかが今後の課題である
 

クラズミウマ
よく便所コオロギと言って嫌われている
雑食性だがかなり肉食性が強く、たまに死んだ直後の昆虫などを与えるとすかさずやってきて食べてしまう
平地の古い家の床下などに生息しており、図鑑などでもしょちゅうマダラカマドウマと間違えられているがまったくの別種である
秋以降に人家に侵入することが多い
繁殖力が強く、共食いも滅多にしないため飼育は容易である
 

カブトムシ(幼虫)
高3の時に鈴鹿山脈から持ち帰る予定はなかったが逃がすのを忘れて持ち帰ってしまった♀から累代飼育したもの
現在幼虫が30匹以上はいる
 
 
 
これ以外にも飼育していますがそちらの紹介はまたの機会で

文章・写真 藪田
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 

2014年3月13日木曜日

昆虫学会合同東海支部会

間が空いてしまいましたが、2014年3月1日(土)に金城学院大学で「昆虫学会合同東海支部会」が開催されました。三重大昆虫研からも5人が参加しました!

(右上は発表せず。)
女子大だよ、わくわくするねO(≧∇≦)O

↓↓昆虫研メンバーの発表題目です↓↓

川竹友志(修士2)・塚田森生
  「4種の同所的なBactrocera属ミバエ類の求愛行動と卵成熟の経時変化」

長谷川聡(修士1)・塚田森生
  「アワダチソウグンバイの新規寄主でのパフォーマンスと産卵選好性」

西智生(学部3)・塚田森生
  「Annona属植物の花香放出と甲虫による訪花のタイミング」

黒田貴仁(学部4)・山田佳廣
  「クロハラカマバチの過寄生戦略: 寄主が5齢の場合」

藪内美奈実(学部4)・山田佳廣
  「寄生蜂クロハラカマバチは未寄生寄主に対する非産卵側検査率を自分の大きさと寄主齢と経験によって変化させる」


会場は予想以上に広くてびっくり。僕も少し緊張しましたが、なんとか発表できました;
今回は全部で14講演。どの発表内容も大変興味深いもので、参加メンバーの皆にも良い刺激になったのではないでしょうか。懇親会のお寿司も美味しかったです^ヮ^
会場設営および運営にあたっていただいた金城学院大学の皆様、ありがとうございました。

文章・写真:ミバエマン(川竹)

2014年3月7日金曜日

今日のプリンター

少し前にプリンターの調子が悪いことをお話ししたと思います。
そのあと、いろいろして、なんとか印刷できていたのですが・・・


 
さっき印刷したものです。
グラフを途中までしか印刷してくれてません(; ;)
 
しかも、左すみを拡大すると・・・
 

今日もプリンターさんはごきげんなようですorz


余談ですが、
最近、研究室の息抜きにダイヤモンドゲームが流行しています。

 
2~3人で遊べて、陣地にある自分の駒を、反対側の陣地まで一番早く移動させた人の勝ちです。
意外と夢中になりますよ。
 
 
文章・写真 N



2014年3月6日木曜日

の~じょ~たてこん

みなさんこんにちは

 昨日は,陸圏恒例の農場タテコンでした。2年生は農場実習しており,各研究室の先輩がお酒を持っていくというタテコンですが,今年はまさか,2年生が日本酒1升瓶を持参してきており,やる気満々でした。しかも,1/3しか残ってない…

今までのタテコンでも研究の話をしており,もうやりたいことが決まってる子もいれば,いない子も…
なので,3年生が改めて研究内容を説明していました。

私は,頑張ってる3年生をいじるのが楽しかったです (V)o¥o(V)

写真を撮ろうと思ったのですが,カメラを忘れたので文章だけで失礼します。

文章:アシナガおじさん

2014年3月4日火曜日

寿司!!

今日は、卒業生を追い出すコンパ、いわゆるただの飲み会です。
ひとまず、乾杯!!

 お腹を満たす料理は、卒業生からのリクエスト。
3年生が一生懸命作ってくれました。

  今日のメニュー
    ・手巻き寿司
    ・豚の角煮
    ・ポトフ
    ・デザート(パイナップル、ババロア) 

毎年、一人暮らしの学生には、手が出しにくい食材の料理がリクエストされますね。
     



こちらは、ネギトロ・かいわれ・マグロの手巻き寿司
 
乾杯からしばらくは、具材を取り合うようにお腹を満たします。
楽しい、会話はそのあとで(笑)
 
落ち着いたところで、卒業生から、お世話になった先生にプレゼントもありました。
サプライズ(毎年恒例)ですねww
 
 
こちらが3年生の手作りデザート
ババロア(雛祭り仕様)
ピンク=イチゴソース、しろ=バニラ、みどり=抹茶
 
写真のは、ちょっと切り口が残念ですが、綺麗に3色❤
 
 

  
昨日の夜から用意をしてくれていたみたいで、角煮なんかは、とっても味が染みていました。
とってもおいしい料理をごちそうさまでした。
 
 
さて、実はまだ、飲み会の途中。
端っこの席でちまちま更新してます(笑)
 
今日は何時までこの会が続くのかわかりませんが、このメンバーで騒げるのも、あと一ヵ月なので、楽しみたいと思います。
 
それでは。
 
 
文章・写真 N