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三重大昆虫研公式サイトhttp://www.bio.mie-u.ac.jp/seimei/rikuken/lab6/

2014年4月30日水曜日

ミツとの遭遇

皆さんこんにちは。

今年から研究室配属された3年の堀田です。

皆さんはこのGWいかがお過ごしする予定ですか?


さて、先週の火曜日の4/22、我々はある目撃情報を入手し、現場に急行しました。
そこで目にしたものは……!!


ミツバチの集団、通称”分封蜂球”

彼らは元々いた巣を出て、違う場所に新たな巣を作るために、
一匹の女王と無数の働き蜂で物件を探している最中らしいですよ。

昆虫研には一人、ミツバチをこよなく愛する方がいます。
僕の部活の先輩でもあるのですが、この蜂球を見た時の彼女は今まで見たことのないほどはしゃいでおられました。
その様子は写真にうまく撮れなかったので載せられないのが残念です。


一匹捕まえてみました。黒い個体はオスで、刺してこないのだそうです。


ミツバチたちはこのままにしていても駆除されてしまう可能性が高いので、
今回見つけた2つの蜂球は先程の先輩が捕獲していました。
彼女は以前にも2つのミツバチ群集を育てていたのですが、あえなくどちらも全滅。
今回は大事に育てて死屍累々の状態にしないでほしいと切に願う次第です。

文章・写真 堀田












2014年4月22日火曜日

アシナガバチ研究

皆さんこんばんは

こんな夜中に大学から投稿です(-_-)zzz

今年は,昆虫研に新3年生が4人,さらに留学生が2人来ています(1人は5月中旬くらい?)。
新しいメンバーも増え,国際化が進んだ昆虫研です。

今回も,研究の話をしようと思います。
前回の投稿でも紹介しましたが,私の研究対象はアシナガバチです。
特に,セグロアシナガバチの社会構造の解明ということで,営巣の状況や行動を観察しています。


最近は,気温も上がり,ハチが行動し始めたので,ここ数週間のハチの様子についてお話します。

学内でハチが見られ始めたのは4月に入ってからです。
現在みられるハチは,女王です。
越冬から覚めたハチは,4月中旬頃から営巣を始めます。


先日,野外調査をしている中で,1匹のハチをずっと追いかけて見ました。
追いかけた先には,駐輪場があり,鉄筋の梁の根元でホバリングしては,隣の根元へ...繰り返し同じところに戻ってきては,やっぱり違うところへ...を10分以上も繰り返し,ようやく巣作り開始。

その時感じたのは、やっぱり女の子なんだなぁ…と 


そして,今は増築に増築を重ね,巣も大きくなってきています。
1つ1つの部屋には卵も確認でき,大切に守っているシングルマザーです。

5月に入れば,幼虫も見られ始めると思います。
ハチにとっても,私にとっても長い長い夏が始まろうとしてます。

暑さに負けず頑張ります!!


以上 アシナガおじさんでした。

2014年4月20日日曜日

春の生物調査

昆虫研のY君と津市内のとある場所で生物調査を行いました

テングチョウ
この種は警戒心が少なくかなり接近することができます
 
Y君
魚類が大好きで魚がいればどんな場所でもガサを入れます
 
アゲハの越冬蛹
近くにかんきつ類の木があった・・・はず
 
自分
 


ムラサキサギゴケ
田んぼの畦で咲いていた
今までトキワハゼの方をムラサキサギゴケと思っていたので、初めてこの種を見た時は花の大きさに感動した
 
キビシロタンポポ
クリーム色のタンポポ
津市内では結構見つかる
最初はシロバナタンポポと黄色のタンポポの雑種かと思っていた
葉の形も結構異なる
岡山県近辺では多産するがそれ以外の地域では少ない
 
ギシギシ
 
コガタルリハムシ
ギシギシの葉を食べていた
 
ソメイヨシノ
花を食べてみたが想像していたほど味はなかった
 
タイコウチ
今年は繁殖に挑戦したい 
 
イボタガ
今日一番の収穫
電柱の下にとまっていた
今まで欠損個体は拾ったことがあったがこんな完全な個体を間近で見たのは初めて
今春はこの種を見たいと意気込んでいたので見つけた時は本当に感動した
 
 
イボタガの羽の模様は左右非対称であるが、これはチョウやガの世界では珍しいことなんだそうです
 
 
文章・写真 藪田・Y
 
 
 
 
 

2014年4月11日金曜日

お花見

はじめまして。
3年永尾です!
はじめての投稿です(^^)


先週、偕楽公園にお花見に行ってきました。
屋台もたくさん出ていてわりとにぎやかでした!



 
 
今頃はもう葉桜ですね。
 
来年も桜の季節が楽しみです。
 
 
 
文章・写真 永尾
 

2014年4月6日日曜日

59匹

気温が上がり藪田昆虫館のカブトムシ達の幼虫が活発になってきたので餌足し&分割をすることにしました

幼虫が入っているケースは全部でこの4つ
まだこの中にどれだけの幼虫がいるか数えたことがないのでわくわくします
大体30匹くらいかな?
 
ジャーン
右下の青いバケツには31匹もの幼虫がいました
上の写真の個体は10匹を元のバケツに戻した
後の残りの個体です
 
この時点で予想の30匹を超えてしまいました
こんなに過密だったとは・・・
 
右上の青いバケツ
8匹でした
 
左下のプラケース
14匹でした
 
左上のバケツ
6匹でした
このバケツの幼虫たちは個体数が少ないためか他のケースのものより大きいものばかりでした
 
結果
59匹
 
予想をはるかに上回りましたね
ちなみにこの幼虫達 よくよく考えたら去年家の廊下で放し飼いにしてた♀が勝手にバケツに侵入して産まれたという説が有力だと思われます(笑)
カブトムシ用の土は色々売っていますが育成マットというのが非常にいいですよ
こげ茶色のやつです
 
成虫になったら家では飼いきれないので研究室に持っていきます(笑) 
 
 
 
 
 

2014年4月1日火曜日

千本桜


街路樹のソメイヨシノが咲き始めましたね
皆さん千本桜はご存知でしょうか?
千本桜と聞くとあの曲を思い浮かべる人が多いと思います
僕もその曲が大好きなのですが奈良県の吉野には実際に千本桜があるのです
今回はその千本桜を見に友達2人でツーリングに行ってまいりました
吉野山の開花予想日が一週間後なので本物の千本桜は見ることができませんが(笑)



自宅前にて
右が僕の愛車ドラッグスター250、左がA君のNS50F

 後ろから見るとこんな感じ
 
亀山市にて
 
 
2ストの心地よいサウンドを奏でながら走行するA君
 
 
A君は土地勘がスゴイので初めての場所でも迷いません
 
もうすぐだ
 
吉野駅に到着
 古風あふれる雰囲気でした
 
桑名からの距離140キロ
走行時間約4時間半
 
近鉄吉野線
1週間後の花見シーズンには大勢の人で賑わうでしょう
 
葉の隙間に隠れるナナホシテントウ
かわいいですね
 
記念にケーブルカーに乗りました
揺れが凄かった
 
千本櫻(ちもと)での昼食
ここの窓にはイイ感じのキノコバエ数種、ブユなど
 がいました
 
エナガ
巣材であるコケを木から一生懸命むしっていました
 
ミクさん
 
シダレザクラ
 
四本桜
 
100円の豆腐ドーナツ
おいしかったです

サクラにはこのようにヤドリギが沢山ついているものもありました

 小高い丘になっているところに濃い桃色のサクラが多く咲いていました
ほとんどのサクラはまだ開花していませんでしたがこの種だけ満開でした

 
 吉野山には古来桜が多く、シロヤマザクラを中心に約200種3万本の桜が密集しているそうです

吉野山はふもとから下千本、中千本、上千本、奥千本と上がっていき、上千本までは歩いたのですが時間がおしていたので一回吉野駅まで戻って奥千本まで2ケツしてバイクで行きました


途中から街灯がない真っ暗な山道を延々と登って行きました
本当に怖かったです
奥千本の神社まで行こうと思ったのですが怖かったので引き返しました
 
 
帰りはスシローで二人でこんだけ食べました
わさびが多すぎて泣きました
 
文章・写真 藪田