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三重大昆虫研公式サイトhttp://www.bio.mie-u.ac.jp/seimei/rikuken/lab6/

2014年2月28日金曜日

平成25年度卒業論文発表会


今日は、学部4年間の集大成、卒論発表会です。
一日がかりでするのですが、昆虫研の4人は、午前中に大舞台を終えました。

藪内 「寄生蜂クロハラカマバチは未寄生寄主に対する非産卵側検査率を自分の大きさと寄主齢と経験によって変化させる」
アシナガおじさん 「セグロアシナガバチにおける女王消失に伴う社会構造の変化」
mugil 「トサガグンバイのメス成虫および卵の同種メス成虫に対する誘因性」
くろちゃん 「クロハラカマバチの過寄生戦略:寄主が5齢の場合」

みんなスーツでビシッときめて、発表にのぞみます。

(ビデオカメラは昆虫研が記録用に持ち込んだものです(笑))
 
 
会場は、生物資源学部で一番大きい大講義室。
研究室に配属になっている3年生以上はもちろん、2年生も見に来ています。



4年生は、こういう発表が初めての人も多く、緊張しているのが聞いていてもわかります。

 
演者席で発表する藪内
とってもステキな声色でした❤
 
 
質疑応答でてんぱる人もいますね。
やっぱり、先生から飛んでくる質問は怖いです・・・
 
そして、
発表者以外にも、緊張の面持ちでのぞんだのが「座長」です。
座長というのは進行役の一人で、発表者の紹介や質疑応答の進行を務めます。
昆虫研では、3年生が座長をする慣習です。
 
 

初めて座長席に座る西くん
 

今年の座長はミスもなく優秀な進行でしたよ。


さて、夕方のは、陸圏生物生産額講座に所属する全員の発表が終了し、ベストプレゼンターも決定します。
上位3名が表彰されるストプレゼンテーション賞を獲得することができるのか!?

入賞者には、賞品もありますよ。


文章・写真 N

2014年2月27日木曜日

平成25年度修士論文発表会

今日は、午前中に陸圏生物生産学講座の修論発表会がありました。
昆虫研からは、私(N)とミバエマンが大学院の集大成として発表を行いました。

発表は何度か経験しているのであまり緊張しませんが、
他の研究室の先生から、どんな質問が飛んでくるのか・・・
質疑応答の時間が怖かったですね( ‐ ‐ ;)

ただ、今回ハプニングがあったのは、当日の今日ではなく、昨日
研究のプリンターが使用不能に・・・

使用不能といっても、印刷指示を送れば、紙は吐き出すんです。
下の写真が、ミバエマンが修士論文のグラフを印刷した時のもの





発表前日の私たちを尻目に、プリンターさんはごきげんなようですorz

結局、普段は使わない別のプリンターにつなぎかえて印刷しました
ここしばらく調子が良くなかったので、そろそろご臨終がもしれません・・・


さて、そんなトラブルも乗り越え、修論発表会は終了しましたが、
明日は、4年生の卒論発表会です

昆虫研の4年生の活躍を期待しましょう


N

2014年2月18日火曜日

課外活動1:水の生物飼育 パート2

こんにちは。

前回海水魚について紹介してもらったので、今回は淡水魚について紹介したいと思います。
研究室では海水魚程多くはありませんが、淡水魚も飼っています。よく日本の淡水魚は熱帯魚に比べて地味だと言われますがそんなことないですよ~ 変わった生態や特徴を持っていてとっても面白いんです‼ 
  
せっかくなのでお気に入りの魚の写真を載せました



オヤニラミという魚です。縄張り意識が強く他の魚との混泳は難しいですが、とても人懐っこくてかわいいですよ。希少種でありながら国内外来魚でもあるという変わった立ち位置の魚です…無断放流ダメ。ゼッタイ。

昆虫とは全く関係のない内容でしたが生物の生態を調査するといろんな発見があって楽しいですよ‼ 皆さんもぜひ興味のある生物を観察してみてください(^^)

結城


2014年2月16日日曜日

課外活動1:水の生物飼育

当研究室は、昆虫の研究をしています。
しかし、部屋には淡水魚や海水魚の水槽があります。

私は一番慣れているのは昆虫で、日頃から探しており
好きなものを見つけては喜んでいますが、広く動物が好きです。
私は海について話しましょう。

三重大学は近所に海があり、干潟砂浜小さな岩場があります。
伊勢湾は太平洋側ですが、黒潮の影響が少ない超・内湾です。
それで見られる魚は限られますが、それなりに採集・飼育が楽しめます。
たまに外海からの恵みもあります。

飼育した魚は20種以上。持ち帰らなかった魚を入れればもう少し増えますし、
エビやカニなども飼っています。
研究よりこちらに熱中してしまった人から、たまに見る程度の人までいます。

現在は海水水槽は2つ、魚は計3匹います。
メインの水槽はボラ類を迎えたいなどの事情で藻だらけなので、惜しいですが写真は控えます。
小さい水槽のイダテンギンポを貼ります。


派手ではありませんがかわいいでしょう。
よく動くため、運良く撮れた正面からの画像を貼りました。
目玉が動いておもしろいです。
脱線しすぎないように詳しいことは書きませんが、採集海水魚の飼育の入門種です。

見かけによらず大きな歯を持ち、他に魚がいるとかみます。
 人がかまれても痛い目にあうので触らないようにしています。 

と、動物を扱っている私たちなので注意書きは怠りません。

海に行くようになって、発見したことは多々あります。
現場で見て、一番感動した魚は夜のトウゴロウイワシ類です。
皆さんも近所の海を調査してみてはいかがでしょうか。

mugil

研究紹介①

こんにちは。

今日は,私の研究をさらっと紹介します。研究対象はセグロアシナガバチです。以前の「ハチ紹介」では『かわいくないハチ』となっていましたが,実際は可愛いんです!!


最初はミツバチをやろうと思って三重大に来た私ですが,いつしかアシナガ君に心が奪われてしまいました(>_<)
アシナガ君の勉強をしていくと,ミツバチとは違った社会をもっていてそれも魅力的です!!(私の第一印象は戦国時代みたいな社会 (#^.^#) です)


この2年間は,ハチの巣にビデオカメラを設置して,動画を見ながら,どのハチが,いつ,どんな行動をしているかを記録していきました。今回は,女王が途中からいなくなる巣を観察し,女王や女王の地位を受け継いだ働きバチの行動に違いがあるのかを調べてます。

野外で観察しているので,夏は特に暑いです。ましてガラス室の中での作業は,サウナに入ってるみたいに汗が止まりません。フィールドワークが好きな人むきの研究だと思います。


そして,近年のアシナガ界は,世界中からホットな話題が続々出てきています。 
3月からはハチの季節が始まります。外に出たときは,ハチに刺されない程度に巣を観察してみると何か新しい発見があるかも…です。


写真・文章:アシナガおじさん

2014年2月14日金曜日

雪!!

 
 
今日の大学は景色です。
道で5cm、溶けにくいところで10cm近く積っています。
 
三重大のある津市は、めったに雪が降りません。
お隣の市で降っていても、大学は全然なんてこともしばしば
 
なので、昼間に遊べるほど積もっているのは、ここ5、6年では初めてです。
 
大学生の心は、「まだまだはしゃぎたい子供心」と「はしゃぐのも恥ずかしい大人心」の間で揺れていることでしょう。
 
揺れなかった人たちもいるようですが(笑)↓↓
 

まだ製作中の人たちも見かけました。
今日は、何体の雪だるまが学内に誕生するのでしょうか(笑)


研究室からの眺め
 
 

最寄駅前の様子
(電車も遅れているそうです)


雪の降っている地域の皆さんは、気をつけてお出かけください。
それでは。

文章:N
写真:ミバエマン、N




2014年2月13日木曜日

バレンタインデー(フライング)

後期試験も終り、大学は昨日から春休みに入りました。
それでも、卒論・修論に追われる研究室の様子は相変わらずですが、今日は、嬉しいことがありました。

なんと、
4月から昆虫研に配属になる2年生の女の子が、手作りお菓子を差し入れてくれたのです!!


 
綺麗に包装されたブラウニーとクッキー
そう、バレンタインデー♥です!!
 
私は、研究室に入って4度目のバレンタインですが、こんなことしたことありません\(^o^)/
嫉妬しそうな女子力ですねorz

みんなで、食べたいと思います
ありがとう!!

N





2014年2月12日水曜日

ミバエの見栄え

今は卒論、修論の季節です。ぼくも修論で毎日がやばい

僕の研究対象は、「ミバエ」というハエです。普段あまり耳にしない虫だとは思いますが、こんなんです↓↓。
「きれいな姿してるだろ。ハエなんだぜ・・・これ。」
手前に写っているやつのように、よく翅を開いて、垂直に立てているのがミバエの特徴です。
ミバエを漢字で書くと、「実蠅」。英語だとフルーツフライ、です。読んで字のごとく、果実を食べるハエです。メスが果実に卵を産んで、中で孵った幼虫が果肉を食い荒らし、腐らせてしまいます。こうなってしまうともう売り物にはなりません。

僕が主に研究しているのは、ミバエの中でも「ミカンコミバエ種群」という大きなグループの中の、インドネシア周辺に生息している2種です。この2種はマンゴーやスターフルーツといった熱帯果実を加害することが知られています。日本にはこれらのミバエが生息していないので、もしインドネシアからミバエの卵・幼虫の入った果実を持ち込んでしまうと、日本の果実も加害されてしまいます。そのために、日本ではインドネシアからマンゴーなどを輸入することを植防法で禁じています。

先ほどの2種は、同じ地域に生息しており、利用する果実の種類も、どうやら完全に分かれてはいない様子。なのに「どうして雑種だらけにならないの?」というのが僕の研究テーマです。
これについて調査するために、インドネシアに数か月滞在してミバエの行動を観察しました。さすが熱帯、熱かった・・・;日差しが当たると40℃とか平気で超えてしまいます。でもマンゴーなどの熱帯果実がめちゃんこ安い!(マンゴー1個20~30円)ので、フルーツ好きな僕はほぼ毎日マンゴーを食べてました。あのマンゴーをいつか日本でも食べられる日がくるといいなあ・・

○おまけ
研究室のドアにオオセンチコガネくんのポスターが貼られました。くさそうですが、やっぱりきれいです


長くなりました。それでは。Selamat malam!ノシ

文章:ミバエマン
写真:Nさん、ミバエマン

ハチの紹介

かわいくないハチ
かわいいハチ
 


2014年2月9日日曜日

休日の真昼間から

こんにちは。

今日は日曜日ですが,研究室には何人か来ています。



昼間からお休み中の人も…


  

M2と4年は今月末の修論発表・卒論発表にむけて追込み\(~o~)/
3年は公務員の勉強にいそしんでいる今日この頃でした。

吉村


くまむし

クマムシの採集に行ってきました
中学生の時くらいに初めてこいつを知ったときに「本物を見てみたい!」と思っていたのをつい最近になって思い出したのです。

友人のM(昆虫研ではない)を連れてさっそく探します。
こいつらはコケの上に住んでいるそうなのでまずはコケを探します。

コケを採るM。アスファルトに生えたコケをカリカリします。
こんなに怪しい姿を見られても三重大なら「生物資源の人か」で済みます。

別の場所でもコケを探します。

いいコケを見つけるとMはこんな顔になります
彼だけでなく生物資源の人間はだいたいこうです(僕も)。

研究室に持ち帰ってコケに水道水をぶっかけます。

今回は6ヶ所からコケを採ってきました。このまま一晩待ちます。
このうちいくつのコケからクマムシが現れるのでしょうか。

翌日顕微鏡で観察しました。

いるかな...

 
いた!
わかりますか?画像のピントが微妙で申し訳ない。

 
赤い丸で囲った部分にいるんスよ!

割ときれいに撮れた写真。
見つけた時はめっちゃ興奮しました。
初めて本物のクマムシを見れました。
ちっちゃい。あとカワイイ!

今回はコケを採った6ヶ所の内1カ所からしかクマムシが見つかりませんでした。
でも1カ所からクマムシが出てきてくれてよかった。


三重大にこんなにカワイイ生物がすんでいたんですね。
皆さんもアニマルセラピーにクマムシいかがでしょうか。

長谷川



2014年2月4日火曜日

銀河卒論伝説

こんにちは。

卒論提出の時期が近付いてきました。
だいぶ焦っている今日この頃です。

テスト期間中になると、部屋の掃除をしたり漫画を読んだりとなぜか違うことを始めてしまうといった経験が皆さんにもあるのではないかと思います。

私はここ数日で「銀河英雄伝説@TAKARAZUKA」にどハマりしてしまいました!
銀河英雄伝説自体はアニメから入って大好きになり、原作も全て読んでいたのですが宝塚の銀河英雄伝説は観たことがありませんでした。
先日、満を持してDVDを購入し、すっかり宝塚の世界に魅せられてしまいました。
本当にみなさん素敵でかっこいい!
原作とは異なる設定の部分もありましたが、また違った魅力がありました。
このまま宝塚自体にもハマっていきそうです。

その前に目前にせまった卒論を頑張りたいと思います。

藪内

2014年2月3日月曜日

東北東に届けッッッ!



こんばんは、節分です。
毎年恒例の研究室恵方巻き会が今年も催されました。



今晩のメニュー。去年よりも少し豪華にしました。
 
主役の恵方巻き(上)とOGの方から頂いた焼き豚(下)
この恵方巻きはトウモロコシかなんかでできた薄い生地でハム、チーズ、サラダをくるくる巻いて作ります。
そう、トルティーヤっす。
 
 
こいつを
東北東を向いて食べましょう。もちろん食べている間は一言もしゃべってはいけませんね。
食べながらひたすら爆笑していたNさん(中央)の願いは叶うんでしょうか。

ちなみに私は就職したい旨を神に伝えておきました。

みんなもちゃんと無病息災したかな?
それでは


長谷川